生後1カ月の長女に腕の骨を折る重傷を負わせたとして、滋賀県警大津署は25日、傷害の疑いで、大津市際川4丁目、会社員の男(23)を逮捕した。 逮捕容疑は10月11日ごろ、自宅で長女の左腕をつかんでひねる暴行を加え、骨折させた疑い。「間違いない」と容疑を認めている。 同署によると、長女は頭蓋骨も折っていたが命に別条はないという。同署は頭のけがの経緯を調べるとともに、日常的な虐待の可能性も視野に捜査を進める。 同署の説明では、男は妻と長女の3人暮らし。10月11日に妻が異変に気づき長女を病院に連れて行った。同28日、大津・高島子ども家庭相談センター(大津市)から「入院中の乳児について、親からの身体的虐待の疑いがある」と通報があったという。