【速報】京都府警元警察官らを再逮捕へ 高齢者の通帳を詐取容疑 認知症支援法人理事の立場利用

介助を担当する高齢者からキャッシュカードなどをだまし取ったとされる事件で、詐取したカードを使い約200万円を引き出したとして、京都府警が4日にも、窃盗の疑いで京都市左京区の一般社団法人「つなぎ」理事で府警元警察官の男と、保険外交員の女(55)を再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、2人は共謀し3月以降複数回にわたって、同法人を利用していた左京区の女性(97)のキャッシュカードを用いてATMから現金約200万円を引き出した疑いが持たれているという。 同法人は、道に迷って警察に保護された認知症高齢者らを家族に代わって迎えに行くサービスなどを提供しており、女性は利用者だった。生活全般の支援を受け、元警察官の男が介助を担当していたという。 両容疑者は、女性に「通帳のお金をまとめた方が便利だからやってあげる」などとうそを言い、キャッシュカードや通帳を詐取した詐欺容疑で11月13日、府警に逮捕されていた。

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