大阪府警西堺署で勾留中の男性被告が死亡 首に衣類かけた状態で発見

大阪府警は8日、西堺署(堺市西区)で勾留中の40代の男性被告=窃盗罪で起訴=が首をつった状態で見つかり、死亡したと発表した。 留置管理課によると、8日午後2時20分ごろ、同署の留置施設内の居室に新聞を届けに行った署員が、トイレで衣類を首にかけた状態の男性を発見した。 男性は意識不明の状態で病院に搬送され、死亡が確認された。 当時居室内には男性が1人でいた。午後2時15分ごろに署員が居室を確認した際は異常はなかったという。 府警が司法解剖をするなどして死因を調べるとともに当時の状況を調査する。 男性は10月に万引きをしたとして逮捕され、同署で勾留されていたという。 同課は「心からご冥福を申し上げる。引き続き、適正な留置管理業務に努める」としている。(光墨祥吾)

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