【続報】上富良野町のアパート焼死火災 情報開示で詳細があきらかに 真相解明へ慎重に捜査

今年4月、上川の上富良野町のアパートで東京都の72歳の男性が焼死した火災。 開示請求した資料から火災発生時の状況が明らかになりました。 4月3日未明、上富良野町の2階建てアパートで火災が発生し、1階の部屋を借りていた東京都の岡崎義和さん72歳が死亡しました。 岡崎さんは、全国で保険金目当ての放火を繰り返し逮捕・起訴された住所不定・無職の稲葉寛容疑者57歳の関係者であることがわかっています。 稲葉容疑者は2022年に紋別市で起きた空きビル火災をめぐり、男2人と共謀して火をつけた疑いで先月逮捕され、損害保証金5000万円をだまし取った疑いで今月3日に再逮捕されています。 また、岐阜県や青森県などでも同様の犯行を繰り返し、だまし取った保険金などの金額はあわせて1億3000万円ほどにのぼります。 これは上富良野町で起きた火災について、HTBが消防に開示請求した「火災活動報告書」です。 消防が現場に到着した当時の状況について、西側に設置されていたプロパンガスボンベから火炎が噴き出し、隣の倉庫へ燃え移っていたと書かれています。 また、岡崎さんは1階の寝室とみられる部屋付近で発見され「明らかな死亡と判断」されたということです。 捜査関係者によりますと、警察はこの火事について稲葉容疑者の関与がなかったか慎重に捜査を進めています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加