新潟市北区の県営団地で22日、自分の部屋に火を着け建物を燃やそうとしたとして現住建造物放火未遂の疑いで、新潟市北区の52歳の男が逮捕されました。 現住建造物放火未遂の疑いで逮捕されたのは、新潟市北区早通北に住む無職の52歳の男です。 警察によりますと、男は22日午後8時ごろ、新潟市北区早通北にある県営団地3階の自室内で、ゴミに火を着けて建物を燃やそうとした疑いが持たれています。 火事を目撃した人から「一室から出火している。ボンという音がする」と110番通報があり、現場に駆けつけた消防が消火。火は畳の一部を焼いた程度にとどまり、けが人はいませんでした。 警察が住人を避難誘導し、安否確認などを行う中で男を見つけ、23日逮捕しました。 警察の調べに対し、男は「死のうと思って火を着けました」と容疑を認めていて、警察は動機や経緯を調べています。