ドラッグストア強盗初公判 被告は起訴内容一部否認

ことし2025年4月、金ケ崎町のドラッグストアに押し入って包丁で従業員を脅し、現金およそ154万円を奪って逃走した罪に問われている男の初公判が25日、盛岡地裁・水沢支部で開かれ、男は起訴内容を一部否認しました。 強盗と建造物侵入の罪に問われているのは、金ケ崎町西根大谷の派遣社員、岡崎信行被告39歳です。 起訴状などによりますと。岡崎被告はことし4月、金ケ崎町西根本宮後のツルハドラッグ金ケ崎店に侵入した上、従業員2人に包丁を突きつけて脅迫し、金庫内にあった現金154万8630円が入ったポーチを奪って逃げたとされています。 25日の初公判で、岡崎被告は起訴内容のうち建造物侵入については言及せず、「とりあえず強盗はやっていない」と起訴内容を一部否認しました。岡崎容疑者は、逮捕当時から容疑を全面的に否認していました。 検察は、犯行の一部をとらえた防犯カメラの映像と岡崎被告のスマートフォンのアプリが示す犯行当時の位置情報がおおむね一致していること、また、事件後、岡崎被告の給料を超える金額が自身の口座に入金されていたことなどを指摘しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加