「犯人 自分かもしれない」元少年が“家族に伝えた記憶”に非公開尋問で言及 神戸・高2殺害の賠償請求訴訟が結審 被害者父が明かす

男子高校生が殺害された事件。逮捕された元少年は「犯人が自分かもしれない」と伝えた記憶があるということです。 2010年、神戸市北区で当時高校2年生の堤将太さん(当時16)が殺害された事件では、当時17歳だった男(32)が逮捕され、懲役18年の判決が確定しています。 将太さんの遺族は、男とその両親に対し約1億5000万円の損害賠償を求め訴えを起こしていて、12月26日弁論を終えました。 裁判のあと、会見を開いた父親の敏さんによりますと11月、非公開で行われた尋問で男は、事件後「『犯人が自分かもしれない』と家族に話した記憶がある」と述べたということです。 (堤将太さんの父親 敏さん)「(息子は)突然理不尽な形で命を奪われた。被告人たちはその事実から目をそらし続けた」 判決は来年3月19日に言い渡されます。

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