東京・大森の男性殺害 逮捕の部下は「高校の同級生」 事件前後に着替え、計画的犯行か

東京都大田区大森北のマンション一室で、住人の会社役員、河嶋明宏さん(44)の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された同社社員の山中正裕容疑者(45)=大田区中央=が、事件の前後で着替えをしていたとみられることが10日、警視庁大森署捜査本部への取材で分かった。凶器となった刃物は自宅から持参したとみられ、捜査本部は計画的に河嶋さんを襲った可能性もあるとみて捜査している。 捜査本部によると、山中容疑者は河嶋さんが代表を務める会社の部下。逮捕前の任意の事情聴取では、「(河嶋さんは)高校の同級生で、約4年前に誘われて入社した」と説明し、「社員に対する感謝の気持ちがないことなど態度に不満があり、意見するべく自宅を訪問したところ、もみ合いになった」などと話していた。 捜査本部は防犯カメラ捜査の結果、自宅を出る際と現場マンションに到着した際に山中容疑者の服装が変わっていたことを確認した。マンションを立ち去る際には、自宅を出る際と同じような格好になっていたという。発覚を免れようとした可能性がある。 凶器は果物ナイフのようなもので、自宅から持参したとみられる。山中容疑者は凶器を「捨てた」と説明。供述に従って捜査本部が確認したところ、大田区内にある別のマンションのごみ集積場に、現場到着時に着ていたとみられる服や刃物などが捨てられているのを発見し、押収した。いずれも血がついており、山中容疑者が逃走時に捨てたとみられる。 捜査本部は10日午前、山中容疑者を殺人容疑で送検した。

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