【分析】反体制デモの鎮圧手法を急速に高めたイラン 最先端の軍事技術に高度な心理作戦

(CNN) イランは、全国的な抗議活動を迅速かつ確実に鎮圧するための新たな手法を導入した。これは、国内の反体制運動をイスラエルとの昨夏の戦争の延長と見なす政権の戦術転換を示唆している。 専門家によると、政権が採り入れてきた従来の暴動鎮圧方法は、最先端の軍事技術と高度な心理作戦を組み合わせた手法へと急速にエスカレートした。 相次ぐ騒乱のたびに学習を積み重ねてきた政権は、低空飛行の監視ドローン(無人機)、信号妨害装置、機動力のあるプロパガンダ組織、さらに暴力の行使を同時に展開したのだ。 昨年6月の12日間戦争でイスラエルはイラン奥地にまで攻撃を仕掛けた。イランの反体制運動鎮圧に向けた最新の戦略は、イスラエル側の成功に衝撃と恥辱を受けた政権が採り入れた教訓を反映したものだ。誇大妄想を強める政府は、広がりをみせる国内の騒乱をイスラエルとの「戦争13日目」と位置づけ、抗議者を「対処」すべき外国工作員と描写している。

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