各地で橋の名前が書かれた『橋名板』が盗まれていた事件。去年9月、山鹿市で橋名板1枚を盗んだ疑いで男2人が逮捕されました。 2人の売却先からは橋名板100枚近くが押収されています。 【前田 美沙希 記者リポート】 「業者から押収された橋名板は100枚近くにのぼります。実際に持ってみるとかなり重く、持ち運ぶのは大変そうです」 窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定、職業不詳の大久保 茂晴 容疑者(69)と八代市古閑上町の看護助手、清永基之 容疑者(54)です。 警察によりますと、2人は共謀し、去年9月、山鹿市南島の用水路に架かる『福山橋』に設置された橋名板1枚、時価3万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 警察は、2人の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。 【井手 正観 カメラマン】 「現場は国道にあるこちらの橋で、現在も橋名板が外されたままになっています」 2人は、盗んだものを熊本市内の業者に売却していて、橋名板の窃盗被害についての報道を見た業者から「買い取ったものが盗品ではないか」と警察に相談があったということです。 警察は、売却する際に業者に提示した身分証明書や現場周辺の防犯カメラなどから2人を特定し、20日、逮捕しました。 これまでの取材で、玉名市や八代市などでも橋名板の窃盗被害が確認されていて、警察は、2人の売却先から橋名板100枚近くを押収しました。 押収品の中には県外の橋に設置されていたとみられる橋名板や佐賀の保育所の看板とみられるものも…。 警察は、2人に余罪もあるとみて捜査しています。