検視作業で訪れたことのある住宅に侵入し、現金約105万円などを盗んだとして、埼玉県警は27日、窃盗などの疑いで羽生署刑事課の巡査藤岡俊行容疑者(25)を再逮捕した。 「競馬をしたいという感情を抑えられなかった」と容疑を認めているという。 再逮捕容疑は昨年11月21~27日ごろ、同県羽生市内の住宅に侵入し、現金約105万円とネックレスなど計10点(時価計94万3500円)を盗んだ疑い。 県警によると、藤岡容疑者は昨年10月下旬、この住宅で倒れ、搬送後に死亡した住人の検視作業のため他の羽生署員4人と訪れていた。同容疑者は記録を担当し、現金や合鍵の保管場所などを把握。侵入時には敷地内にあった合鍵を使ったとみられる。 一方、さいたま地検は27日、同署の証拠保管庫などからトレーディングカードなどを盗んだとして、藤岡容疑者を窃盗罪で起訴した。県警は捜査の中で同容疑者が貴金属類を店に売却していた事実を確認、今回の容疑が浮上したという。 斎藤克也首席監察官の話 誠に遺憾、県民の皆様におわびする。捜査結果を踏まえ、厳正に対処し、再発防止に努める。