広島は28日、所属選手の羽月隆太郎容疑者(25)が医薬品医療機器法違反(指定薬物使用)の疑いで逮捕されたことを受け、全面的に謝罪した。 羽月容疑者は指定薬物のエトミデートを摂取したとして27日に逮捕。本人は「使った覚えはありません」と容疑を否認しているが、尿検査で薬物の陽性反応が出ており、慎重に捜査が進められている。 日本球界では2月1日の春季キャンプインが「正月」と言われる。球春到来を目前にした現役選手逮捕の衝撃は大きく、球団側も対応に追われた。 この日、球団は「当球団に所属する選手が今回このような事件を起こし、ファンの皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます」との声明を発表。今後については「現在、事実関係につきましては確認を進めており、捜査機関に全面的に協力してまいります」とし「本件を厳粛に受け止め、事実が判明次第、適切に対処してまいります」としている。また、他の選手たちについても「再発防止に向けた取り組みを徹底」していくとした。 そして、現場の総責任者となる新井貴浩監督(48)も談話を発表。「この度、当球団の選手が逮捕される事態となり、監督として大変重く受け止めております」と切り出し、関係者やファンに向けて「多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。捜査中とあって「詳細なコメントは差し控えさせていただきます」としながらも、羽月容疑者に対しては「チームの一員として自覚を欠いた行動であり、非常に残念な気持ちです」とコメントした。 今後に向けては球団と同様、「再発防止に向けて指導を徹底してまいります」としている。チームは昨季まで2年連続でBクラスに低迷。2018年以来となるリーグ優勝に向けて大波乱の幕開けとなる。