韓国人宣教師がロシアでまた拘禁…韓国外交部「領事助力を提供中」

韓国人宣教師がロシア・ハバロフスクでロシア当局によって拘禁されたことが3日、明らかになった。2024年に続き韓国人宣教師の拘禁事態が再発した格好で、韓国外交部は領事を派遣して拘禁された宣教師の状態や拘禁の経緯などを確認している。 3日、ロシアの韓国人社会や現地メディアなどによると、ハバロフスクで活動していた韓国人女性宣教師のパク氏が、先月ロシア当局によって逮捕された後、拘禁された。パク氏には移民法違反などの容疑が適用されたものと推定される。現地メディアはロシア当局を引用し、パク氏が児童対象の宗教キャンプを運営し、子供たちに聖書の書き写しなど厳格な生活を強いていたと伝えた。パク氏が米国系の宗教団体所属であるという点も強調された。これに関連し、パク氏を支援している団体「殉教者の声」の関係者は中央日報の電話取材に対して、「パク氏はロシアで33年間宣教活動を行っていたところ逮捕された」とし、「ロシア現地メディアの報道は事実と異なる部分がある」と主張した。 韓国外交部は真相把握に乗り出した。在ウラジオストク総領事館は領事をハバロフスクに派遣し、同日拘禁された宣教師と領事面談を行った。担当領事はパク氏の健康状態を確認し、ロシア当局に対し人道的な処遇と迅速・公正な捜査を要請した。外交部当局者は「(パク氏の)国内の家族などに必要な領事助力を提供している」と述べた。 北朝鮮のウクライナ戦争派兵以降、韓ロ関係が改善していないことから、拘禁問題の解決は容易ではないだろうとの懸念も出ている。これに先立ち、韓国人宣教師のペク氏が2024年1月にロシア・ウラジオストクでロシア連邦保安庁(FSB)によって逮捕された。ペク氏はロシア沿海州やハバロフスク州などロシアの東アジア地域で10年近く北朝鮮労働者などに対して人道的支援活動を行ってきた。スパイ容疑で逮捕されたペク氏は、モスクワのレフォルトボ拘置所に拘禁されている。ロシアで長期拘禁された外国人が外交的な交渉カードとして利用された前例も、こうした懸念を強める要因となっている。 これに先立ち、韓国外交部のユン・ジュソク領事安全局長は昨年1月、モスクワを訪れ、ロシア外務省のアレクセイ・クリモフ領事局長と第18回韓ロ領事協議会を開催した。両国が領事協議会を開いたのは2018年以来7年ぶりだった。当時、両国は協議会で、ロシア内の韓国人保護など両国の領事懸案などについて議論した。

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