高級腕時計の車上強盗疑い 被害者の仕事仲間の男ら3人逮捕 車内に催涙スプレーかけ3000万円相当奪ったか 大阪・福島区

大阪市福島区の路上で停車中の車に乗っていた男性2人が催涙スプレーのようなものをかけられ、3000万円相当の腕時計が奪われた事件で、警察はいずれも20代の男3人を逮捕しました。 強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、兵庫県尼崎市に住む建設作業員の柳田佑人容疑者(25)と職業不詳の森田愛斗容疑者(22)です。 2人は16日午前0時ごろ、大阪市福島区の路上に停めた車の中で、腕時計の売却に関する打合せをしていた時計商の男性2人の顔などに催涙スプレーのようなものをかけてケガをさせ、時価3000万円相当の腕時計1本を奪った疑いがもたれています。 柳田容疑者は被害者2人の仕事仲間で、この時間に打合せがあることを知っていて、犯行に及んだとみられています。 その後、被害者の男性から「奪われた腕時計が見積もりに出されている」と情報提供をうけて捜査したところ、大阪市内の買い取り店で腕時計が売却されていたことが判明し、警察はこの売却に関わったとして森田容疑者の兄、森田憂斗容疑者(24)も盗品等有償処分あっせんの疑いで逮捕しました。 憂斗容疑者は警察の調べに対し、「2人から腕時計を売りたいと連絡を受け、売り先を探してもらった。腕時計が盗品であることはニュースで知っていた」と容疑を認めているということです。 警察は、残る2人の認否を明らかにしておらず、他にも事件に関わった人物がいるとみて、捜査を進めています。

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