カンボジア政府は2月10日、国境を越えた特殊詐欺の取り締まりの一環として、ここ数週間で拠点約200カ所を閉鎖したと明らかにした。拠点の1つに対しては異例の立ち入りを認め、ロイターはコンピューターが並ぶ部屋、タイ人被害者を狙う方法を記した台本などを確認した。過酷な環境に監禁されていた人身売買被害者を含む数千人が拠点から逃走し、帰宅を求めており、アムネスティは「人道危機」と指摘している。カンボジアは長らく、国内の詐欺拠点の存在を軽視しており、これまでの取り締まりに詐欺の拡大を食い止める効果はほとんどなかった。