山梨県発注の砂防工事をめぐり、業者に便宜を図る見返りに飲食の接待を繰り返し受けたとして、山梨県職員の男が収賄の疑いで逮捕、送検されました。 男は「接待が賄賂であることは認識していた」などと、供述しているということです。 半田尚輝 記者 「山梨県警の捜査員が今、山田容疑者が務めていた県富士東部建設事務所の中に入り、これから家宅捜索を始めます」 山梨県中北建設事務所の副主査、山田晋容疑者(42)は4年前からおととしにかけて、贈賄の疑いで逮捕、送検された長野市の建設コンサルタント会社の役員、岩崎憲太郎容疑者(40)に担当する砂防工事の発注時期を教えるなどして便宜を図り、その見返りに居酒屋やスナックなどで飲食の接待を受けた疑いが持たれています。 飲食後のホテルの宿泊費も含めて、支払いは20回にわたり、合わせて25万円あまりに上るということです。 警察の調べに対し、山田容疑者は「岩崎容疑者からの接待が賄賂であることは、はじめから認識していた」などと、供述しているということです。 また、岩崎容疑者の会社が複数の県発注工事で施工業者に下請け業者をあっせんし、利益を得ていたことも新たに分かりました。 県警は関係先から押収した資料を分析し、事件の全容解明を進める方針です。