金沢中署は20日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した富山市の男性会社員(23)が、運転手の身代わりだった疑いが発覚し、男性を同法違反(酒気帯び運転車両提供)と犯人隠避容疑で書類送検したと発表した。同署の牧良一副署長は「不十分な確認が誤認逮捕につながった。再発防止に向けて指導を徹底していく」とコメントした。 送検容疑は、飲酒運転だったのを知りながら車を提供した上、自分が運転したと署員にうその申告をした疑い。 署によると、運転手は11日未明、金沢市片町で当て逃げ事故を起こした。事故時、男性は助手席にいたが、署員が駆け付けた際、運転席にいたとみられる。署員は男性を酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕したが、その後の捜査で車を運転していなかったことが分かり、約1時間10分後に釈放した。 署は20日、車を運転していた富山市の男性会社員(23)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検した。後部座席にも20代男性が乗っており、署は道交法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで調べている。