吉田恵輔監督の最新作「四月の余白」が6月26日(金)、東京・新宿ピカデリーほか全国公開することが決定。このたび、本作のメインビジュアルが解禁となった。 ■緊迫感あふれる「四月の余白」メインビジュアル これまで、思わず目を背けたくなるような、センシティブな感情を描いた衝撃作を次々と発表してきた吉田監督。「四月の余白」では、吉田監督自身が多感な時期に出会った非行少年や、彼らを取り巻くコミュニティをモデルに、人の痛みも常識も理解できない少年たちと、そんな子供たちに本気でぶつかりながらも彼らに寄り添う大人の生々しいもがきを描き出す。 今回、「四月の余白」のポスタービジュアルが完成。一ノ瀬ワタル演じる元半グレで現在は更生施設「みらいの里」の寮長を務める西健吾が、手前側であぐらをかき屈託のない笑顔を見せる一方、その後ろでは少年・澤海斗(上阪隼人)が今まさに西に襲いかかろうと金属バットを構える。 人の痛みが理解できず常軌を逸した暴力を振りかざす少年と、その狂気を見抜きながらも少年に正面から向き合う大人との関係が垣間見える、緊迫感がみなぎる衝撃のビジュアルとなっている。 ■映画「四月の余白」ストーリー 元半グレで元受刑者の過去を背負う西健吾(一ノ瀬ワタル)は、海の見える地方都市で全寮制更生施設「みらいの里」を運営している。実体験を糧に道を踏み外しかけた子供たちに体当たりで向き合うが、体罰も辞さない更生方針は教育関係者から批判されていた。 ある時、中学教師の冬子(夏帆)から手に負えない生徒の海斗(上阪隼人)と、鑑別所帰りの悠について相談を受ける。2人に会った西は、一瞬で海斗の狂気を見抜いた。激しい家庭内暴力に疲れた母(占部房子)も息子を「みらいの里」に託すと決意するが、海斗は施設でも寮生とトラブルを起こして脱走。さらには傷害事件で逮捕されてしまった。 西は海斗の父(篠原篤)から責め立てられた。若い頃、西にリンチされ、左脚に障害が残ったというのだ。記憶のない過去と向き合う西にできる贖罪は、海斗を更生させることだけ。「人は変われる」と信じて新たな取り組みに踏み出すが――。 ※吉田恵輔監督の「吉」は、“つちよし”が正式表記