北九州市のマクドナルドで中学生男女2人が刺され、15歳の女子生徒が死亡した事件。 いまだ逃走を続ける犯人について、16日、新たな情報が明らかとなりました。 捜査関係者によると、防犯カメラ映像の解析により、犯人は「黄色っぽいサンダルのようなもの」を履いていたことが分かったといいます。 男が逃走したとみられる方角に続いていたのは、外灯がほとんどない真っ暗な道。冬の寒空の中、男はサンダルでこの暗がりの中、逃げていったのでしょうか。 なぜ、いまだ犯人の逮捕には至らないのか。元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏に話を聞きました。 元埼玉県警捜査一課 佐々木成三氏: 捜査が困難を極めているということは間違いないと思います。 警察は早急に逮捕しなくてはいけないという初動の中で、防犯カメラの数が圧倒的に少ないと。また、被害者との接点がないということから、犯人につながる証拠の糸口がつかめていないと、時間を要している可能性は高いと思います。