3月に入り、高齢者宅に偽の逮捕状を郵送し、現金をだましとろうとする新たな手口の詐欺が県内で相次いでいます。今のところ、被害は確認されていませんが、警察をかたる詐欺には十分な注意が必要です。 警察によりますと、3月6日、岐阜市に住む80代の男性の自宅の固定電話に東京の警察署の警察官をかたる人物から「あなたは違法薬物犯罪への関与が認められる」などと連絡があり、「身の潔白を証明するため」という名目で指定された番号に1日数回電話をかけることや、口座から現金の出金を指示されました。 その後、自宅に男性を容疑者とする偽の逮捕状がレターパックで郵送されました。不審に思った男性が警察に相談し、詐欺を見破ったということです。 県警は3月に入ってから11日までに、高齢者をターゲットにした同様の手口の詐欺を郡上市や下呂市などで5件確認しています。 ※県警刑事部 武藤寛伸 総括情報管理官 「3月に入ってニセの逮捕状を高齢者宅に郵送し現金の要求をするという手口が確認されています。そもそも警察は、逮捕の段階で逮捕状を各家庭に送りつけるといったことはしませんので、そういうところを不審に思っていただきたいです。ニセの警察官が『身の潔白を証明するため』といった名目で現金を要求するなどの特殊詐欺はこの手口のほかにも多数確認されていますが、この詐欺の特徴として、まず他県の県警などからいきなり捜査の連絡を受けることとなり、そのうえでSNSなどで遠隔の取り調べを行うという話になります。他県警察から急に取り調べされるというのはよほどないですし、警察はSNSで取り調べを行いませんので、これらの点を不審に思っていただき、警察に通報していただけますとありがたいです」