札幌市の市道できのう夜、横断歩道上にいた70代の男性が車にひかれ、その後車の行方がわからなくなっていたひき逃げ事件で、きょう未明、乗用車を運転していた59歳の男が逮捕されました。 ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、札幌市白石区の自称会社員・佐藤清文容疑者59歳です。 佐藤容疑者はきのう午後6時すぎ、札幌市中央区北3条西18丁目の市道で横断歩道上で転倒していた、札幌市の74歳の男性をひいてけがをさせたにもかかわらず、そのまま現場から立ち去った疑いが持たれています。 警察によりますと、男性は左足を負傷し病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。 調べに対し佐藤容疑者は、「事故を起こしたことがわかっていないので、逃げたつもりはない」などと容疑を一部否認しています。 警察が当時の状況について詳しく調べています。