秋田県職員を収賄の疑いで再逮捕 記録的大雨の復旧作業巡り 収賄容疑の土木建築業者も逮捕

去年7月秋田市を襲った記録的大雨で復旧に向けた対応が急がれるなか、秋田県の職員による汚職事件が起きていました。 秋田県の委託業務を巡る贈収賄事件で逮捕・起訴された県職員の男が、大雨の復旧作業でも業者をあっせんした見返りなどとして現金を受け取っていた疑いで6日に再逮捕されました。 収賄の疑いで再逮捕されたのは秋田県職員の三浦学容疑者(49)です。警察によりますと、三浦容疑者は去年7月に発生した大雨災害に伴う秋田中央道路のトンネルの排水業務で契約を結んだ業者に対し、横手市の会社を再委託先としてあっせんしその見返りとして現金100万円を受け取った疑いが持たれています。 三浦容疑者に現金を渡したとされる横手市の土木建築会社「クラフト」の役員小松谷行義容疑者(51)も贈賄の疑いで逮捕されました。クラフトはおよそ1億3000万円で業務を請け負いました。 逮捕された2人は十数年前に知り合い飲食をともにする仲だったということです。三浦容疑者は受け取った100万円をギャンブルや飲食代として使い切ったということです。警察は共犯性があるとして2人の認否を明らかにしていません。

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