2024年1月、岩手県奥州市の自宅で同居する夫に睡眠導入剤を飲ませ、薬物中毒で殺害したとして殺人の疑いで逮捕された女について、盛岡地検水沢支部は3月31日殺人から嘱託殺人に罪を切り替えて起訴しました。 嘱託殺人の罪で起訴されたのは奥州市前沢の無職・菊地サキ被告(87)です。 起訴状などによりますと、菊地被告は2024年1月11日の午前6時ごろから午後6時25分ごろまでの間に、奥州市前沢の自宅で、同居する夫の酉男(とりお)さん(当時90)から依頼を受け、睡眠導入剤を用量を超えて飲ませ、薬物中毒で殺害したとされています。 警察が3月10日に逮捕した際の容疑は殺人でしたが、盛岡地検水沢支部は3月31日付けで嘱託殺人の罪に切り替えて起訴しました。 盛岡地検は「証拠関係を踏まえて嘱託殺人の罪で起訴した」とコメントしています。 この事件では、夫と菊地被告が自宅で意識のない状態で倒れていて、2人とも病院に搬送されました。 警察は現場の状況などから、菊地容疑者が無理心中を図った可能性があるとみて調べを進めていました。