東京地検特捜部に詐欺などの疑いで逮捕・起訴された被告を取り調べで侮辱したなどとして刑事告訴された男性検事が不起訴処分となったことに対し、被告側が7日、検察審査会に審査を申し立てたことがわかりました。 融資金名目で金融機関から約22億円をだまし取った詐欺などの罪に問われている太陽光発電関連会社「テクノシステム」の生田尚之被告(52)は、東京地検特捜部による捜査で担当の男性検事から違法な取り調べを受けたなどとして、この男性検事を特別公務員暴行陵虐の疑いで刑事告訴していました。 生田被告は、男性検事から「反社や」などと侮辱されたり、人格を傷つけられたりする取り調べを受けたなどと主張していましたが、捜査を行った東京高検は先月、「検察官の言動が著しい精神的苦痛を与える違法な行為であると認めるに足る証拠がなかった」などとして、男性検事を嫌疑不十分で不起訴処分としました。 これに対し、生田被告が、不起訴は不当だとして7日、検察審査会に審査を申し立てたことが関係者への取材でわかりました。 生田被告は、男性検事を裁判にかけるよう求める「付審判請求」も今月3日に行っています。