栃木県内の野球場から銅線ケーブルを盗んだとして、窃盗グループのメンバーとみられるカンボジア国籍の男2人が逮捕されました。 警察は、グループが銅線の窃盗を繰り返し、被害額は1億5000万円に上るとみて調べています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもカンボジア国籍で住所不定の無職、ソァゥト・ロッター容疑者(31)とメング・ポンローク容疑者(29)の2人です。 警察によりますと、2人はほかの人物と共謀して去年5月、栃木県矢板市にある野球場からナイター照明用の銅線ケーブルおよそ200メートル=時価120万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 2人は、夜間に現場まで車で向かい、工具を使ってケーブルを盗み金属買取業者に売却していたとみられています。 調べに対しソァゥト容疑者は容疑を認めていますが、メング容疑者は黙秘しているということです。 また、この野球場では、おととし10月から11月にかけて同様の手口で銅線ケーブルが盗まれる被害があり、警察は2人の犯行とみて捜査しています。 矢板市によりますと、窃盗事件により野球場では、ナイター用の照明が使用できなくなっていて、復旧にかかる費用はおよそ6000万円になる見込みだということです。 2人は、窃盗グループのメンバーとみられ警察はこれまでに2人のほかにカンボジア国籍の男女27人を逮捕しています。 グループはこれまでに100件以上の銅線窃盗事件に関与した疑いがあり、被害額は1億5000万円に上るとみられています。