ロンドン、イギリス、4月30日 (AP) ー ロンドン警視庁は29日、市内で発生した反ユダヤ主義的襲撃事件でユダヤ人男性2人を刺した容疑で男を拘束した際、現場を撮影した2人の警察官のボディカメラ映像を公開した。 映像には、45歳の容疑者が刃物を手に警察官に向かって歩いてくる様子が映っており、警察官がテーザー銃を構えながら「ナイフを捨てろ」と叫ぶ声が聞こえる。 テーザー銃を撃たれた容疑者は地面に倒れ込み、その場で警察官に拘束される様子が映っている。 ロンドン警視庁によると、ゴールダーズ・グリーン地区で発生したこの襲撃事件で、34歳と76歳の男性2人がナイフによる負傷で入院した。 テロ対策警察は、この刺傷事件が、英国の首都で最近発生したシナゴーグやその他のユダヤ人関連施設への放火事件と関連しているかどうかを調査している。 警察はまた、これらの事件へのイランとの関連の可能性についても調査しているが、29日の刺傷事件が関連しているかどうかを判断するには時期尚早だと述べた。 慈善団体「コミュニティ・セキュリティ・トラスト」によると、2023年10月7日にハマス主導の武装勢力によるイスラエル南部への攻撃と、それに続くガザでの戦争以来、英国全土で報告される反ユダヤ主義的事件の数は急増しており、同団体が記録したところによると、2025年の事件数は3700件で、2022年の1662件から増加した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)