「断固否定」から一転、八代市議ら逮捕 入手音声「極端な話、5億、5億てすればよかっでしょう」 現金6000万円授受の裏に"新庁舎建設の闇"か

八代市の新庁舎建設工事をめぐり、特定の業者に便宜を図った見返りに現金6000万円を受け取ったとして、八代市の市議会議員ら男3人が逮捕されました。 ■4月15日の会見で・・・ 八代市 成松由紀夫 市議「(不正があるなら警察に)捕まっていますって。(現金を)もらったか(という問いには)断固否定します」 疑惑を否定していた八代市議の成松由紀夫容疑者(54)ら3人が、あっせん収賄の疑いで警視庁と熊本県警の合同捜査本部に逮捕されました。 ■7日午前―― 記者「成松市議が乗っていると見られる車が今、熊本市内の警察署に入ってきました」 成松市議らは、2022年に完成した八代市の新庁舎の建設をめぐり、2016年から2019年ごろ、東京の建設会社「前田建設工業」を含む共同企業体(JV)が工事を落札できるようにあっせんするなどして、その見返りとして2021年6月上旬ごろ、現金6000万円を受け取った疑いが持たれています。 ■逮捕者は3人―― 他に逮捕されたのは、八代市の建設会社役員、園川忠助容疑者(61)、元八代市議で農業の松浦輝幸容疑者(84)です。 ■関係先に家宅捜索 記者「捜査員が出てきました。押収した証拠品を入れた段ボールがトラックに積み込まれています」 工事は、前田建設工業など3社によるJVが落札しましたが、捜査関係者によりますと、3人は八代市の職員に対し、前田建設工業が作った案を評価基準として入札するよう求めた他、工事利益を約11億増やすよう指示したとみられています。 ■入手した音声には―― RKK熊本放送は、成松市議が工事利益の増額について八代市の職員と会話しているとみられる音声を入手しました。 成松市議とみられる声「10億?5億、5億てすればよかっでしょう。極端な話ですよ。そぎゃんすれば議会にあげんでよかでしょう」 ■認否は?贈賄側は? 警察は3人の認否を明らかにしていません。 一方、前田建設工業側は贈賄罪の公訴時効が成立しています。

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