「発見される可能性あり遺体移した」と供述 京都男児殺害で養父を起訴へ 京都地検

京都府南丹市で市立園部小5年の安達結希(ゆき)さん=当時(11)=が殺害された事件で、殺人と死体遺棄の疑いで逮捕された養父の安達優季(ゆうき)容疑者(37)について、京都地検は28日にも殺人と死体遺棄の罪で起訴する方針を固めた。捜査関係者への取材で27日、分かった。 結希さんの遺体について「捜索で発見される可能性があったため、複数箇所に移動させた」という趣旨の供述をしていることも判明。府警などによる捜索の動向に合わせて遺体を移動させていったとみられる。 府警によると、安達容疑者は3月23日朝ごろ、市内の駐車場のトイレ内で結希さんの首を絞めつけるなどして殺害。同日から翌24日にかけて遺体を市内3カ所に次々と移し、同月末までに市内の山林に遺棄した疑いがある。「両手で首を絞め殺した」と容疑を認めていた。結希さんの死因は司法解剖では不詳とされていたが、鑑定の結果、窒息死とみられる。 捜査関係者によると、安達容疑者は殺害や遺体の遺棄について「1人でやった」と供述。結希さんの捜索を装うなどして自宅から車で外出し、遺体を移動させていたとみられる。 また、安達容疑者は死体遺棄容疑での逮捕前の任意聴取に、結希さんを殺害する直前の車内で「(結希さんに)本当のお父さんじゃないといわれた」「言動に腹を立て衝動的に殺した」などという趣旨の供述もしており、結希さんの発言に逆上して犯行に及んだとみられる。

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