東京・大田区を走る路線バスの車内で、新聞を読んでいた男性の音がうるさいとトラブルになり、男性をバス停に引きずりおろし、ナイフで切りつけ、殺害しようとしたとして75歳の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、石井富夫容疑者(75)です。 警視庁によりますと石井容疑者は、1日午前10時すぎ、東京・大田区のバス停で、バスに乗っていた50代の男性の顔をナイフで切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。 石井容疑者はバスの中で、男性に「新聞を読んでいる音がうるさい」と言ってトラブルになり、男性をバス停に引きずりおろし、犯行に及んだとみられています。 男性は左頬を1センチほど切りつけられ、病院に搬送されましたが、軽傷だということです。 石井容疑者はその場から立ち去っていましたが、午前11時半ごろに現場から1キロほど離れた京急大鳥居駅の近くで警察官が発見し、「脅すつもりで切りつけた」と話したほか、折りたたみナイフを所持していたため、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕したということです。 逮捕後の調べに、石井容疑者は「殺すつもりはありませんでした」と容疑を一部否認しているということです。 警視庁が、事件に至った経緯を詳しく調べています。