静岡市などで飲食店を経営する男性の遺体を損壊し、遺棄した疑いで男女3人が逮捕された事件をめぐり、静岡地検は12月27日、会社役員の男を起訴、飲食店店長の男を不起訴処分としました。 死体損壊と死体遺棄の罪で起訴されたのは静岡市葵区の会社役員の31歳の男です。 起訴状によりますと、会社役員の男は6月下旬、静岡市に住む会社役員の男性(30)の遺体を車に乗せて静岡市内の河川敷まで運び、灯油をかけてライターで髪の毛を焼損させるなどした上、静岡県掛川市の山林で充電式のこぎりを使用して腕や足を切断し、静岡県藤枝市の山中に死体を遺棄した罪に問われています。 同じく逮捕、送検されていた飲食店店長の27歳の男性については、静岡地検は不起訴処分としました。不起訴の理由は、明らかにされていません。 また、アルバイト店員の19歳の女については、静岡家庭裁判所に送致されました。