偽造した学生証を使い、定期券を発行しようとしたとして、愛知県の大学に通う20歳の男が逮捕されました。 詐欺未遂などの疑いで逮捕されたのは、美浜町に住む大学生石田良成容疑者(20)です。 警察によりますと、石田容疑者は、今年7月、名鉄知多新線知多奥田駅で、駅長に、実在しない大学名を記入した定期券購入申込書と、偽造した学生証を提示して、定期券をだまし取ろうとした疑いがもたれています。 鉄道会社から警察に相談があり事件が発覚しました。 調べに対し、石田容疑者は「偽造の学生証を使って定期券を作ろうとしたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 石田容疑者は、愛知県内の大学に通っていて、動機について、「自分の学生証をなくしたから」などと話しているということです。 警察は、偽の学生証を入手した経緯など、捜査を進めています。