長野市に住む50代の女性が警察官を名乗る男らに現金と暗号資産を合わせて7066万円余りをだまし取られる「ニセ警察詐欺」にあったことが分かりました。 警察によりますと、1月上旬、女性の固定電話に郵便局員を名乗る男から「あなた名義のキャッシュカードが中国に送られようとしている」などと連絡がありました。その後、警察官や検察官を名乗る男から「犯罪に関わっているおそれがあるので、金融調査をしなければいけない」「誰かに話をすると逮捕される」「金融調査が終わればお金は返却する」などと言われ、同月中旬、相手の指示に従い現金2633万7000円が入ったバッグを自宅の玄関先に置いたということです。 さらに、「すべてのお金を金融調査しなければいけません」などと言われ、2月中旬に相手から指定された口座にインターネットバンキングを使って一度に現金990万円を振り込みました。 また、3月中旬から6月上旬までの間には相手の指示通りに暗号資産「イーサリアム」のアカウントを作成し、19回にわたって合わせて3443万円で購入したイーサリアムをその都度、相手から指定されたアドレスに送金したということです。 その後、お金の返金が受けられないことを不審に思った女性が警察に相談し、被害に気づいたということです。 警察は「知らない電話番号からの電話は対応しない」「警察官が電話で現金を要求することはない」「電話でお金を要求されたら、一人で判断せず、家族や地元警察、警察相談専用電話(♯9110)に相談する」などの被害防止を呼びかけています。