警察は12日、おととし4月から去年6月にかけて、県内外の集合住宅の駐車場などから繰り返し車を盗んだとして東京都の29歳の男を追送検し、捜査を終結しました。 窃盗などの疑いで追送検されたのは、東京都新宿区の自称・建設業、安藤泰樹容疑者(29)です。 安藤容疑者は、おととし4月から去年6月、仲間と共謀して、埼玉や東京など7都県の集合住宅の立体駐車場などで乗用車など合わせて9億円相当を盗んだ疑いが持たれています。 盗まれた乗用車は、トヨタの「ランドクルーザー」や「アルファード」など、国産の高級車だということです。 警察は、車の制御システムに侵入して解錠する「CANインベーダー」と呼ばれる機器を押収していて、短時間でエンジンを始動させる手口で窃盗を繰り返したとみています。 調べに対し、安藤容疑者は「埼玉県や群馬県などで車やナンバープレートを盗んでしまいました」と容疑を認めているということです。 これまでに安藤容疑者を含む2人は埼玉や東京のほか、長野や山梨など9都県で車を盗むなどして、窃盗などの疑いで逮捕・起訴されていて、被害は合わせて552件、総額およそ16億1700万円に上るということです。