袴田さん再審無罪は「2024年を“象徴”する判決」 証拠のねつ造、えん罪…捜査機関の“無謬神話”崩れた1年

2024年もさまざまな事件や事故の裁判が行われ、多くの判決が下された。立法、行政と並ぶ国家権力である「司法」の判断は、社会に大きな影響を与えるとともに関係者の人生を左右する。 刑事事件を多く担当する杉山大介弁護士は、今年を象徴する判決について「袴田事件再審無罪判決(9月26日 静岡地裁)以外ない」と断言し、「刑事司法制度のあり方について改めて考える時が来ている」と語った。

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