冷凍庫に遺体遺棄容疑の元妻、家賃を転居後も払い続ける 神戸の事件

神戸市中央区のマンションの部屋の冷凍庫から15年前に死亡したとみられる男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元妻で無職の望月亜紀容疑者(50)=神戸市中央区=が男性の死後、生活の拠点を移してからも、現場の部屋の家賃を支払い続けていたことが捜査関係者への取材でわかった。 兵庫県警は、望月容疑者が長期間にわたり事件の発覚を免れようとしていた疑いがあるとみて、詳しい経緯を調べている。 県警によると、遺体は今月20日、望月容疑者が契約する中央区中山手通6丁目のマンションの3LDKの部屋の冷凍庫内で見つかった。 胴体部分が切断され、身元は42歳だった2011年12月ごろに死亡したとみられる西口豊さんと判明した。 望月容疑者の逮捕容疑は、死亡した西口さんの埋葬義務があるのに、2012年ごろから今月20日までの間、西口さんの遺体を袋に詰め、現場の部屋の冷凍庫に放置して遺棄したというもの。 望月容疑者は容疑を認め、西口さんの殺害や遺体の損壊をほのめかす供述もしているという。 捜査関係者によると、望月容疑者はこの部屋を02年7月から借りており、同居していた西口さんの死後、12年ごろに生活の拠点を別の場所に移した後も家賃を支払い続けていた。 西口さんとの離婚が成立したのは12年12月だったという。 県警は、望月容疑者が事件の発覚を免れようとしていたとみているが、昨年ごろから電気代が支払われておらず、遺体発見時は電気の供給が止まっていた。 冷凍庫内の遺体も腐敗した状態で、事件が発覚したのは、マンションの住人が「異臭がする」と管理会社に通報したことがきっかけだった。 望月容疑者は今月21日から任意の事情聴取を受け、当初は事件への関与を否定していたが、翌22日夜に「自分がやりました」と県警に電話で伝えてきたという。 県警は25日に望月容疑者を死体遺棄容疑で送検する方針。(中嶋周平、新屋絵理)

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