1300万円の“ニセ警察官”詐欺を防いだ回収劇「ダミー荷物」で逮捕貢献のヤマト運輸に感謝状【高知】

高知警察署の中澤誠署長から感謝状を受け取ったのは、東京都台東区のヤマト運輸・台東寿営業所です。 こちらのドライバーは2026年4月、特殊詐欺の犯人逮捕に貢献しました。 ヤマト運輸・台東寿営業所ドライバー: 「捜査に協力できることは本当に光栄だなという気持ちです」 2026年4月、警察官などをかたり高知市の70代女性から1300万円をだまし取った疑いで中国籍と台湾籍の男2人が逮捕されました。 実はこの事件、だまし取られた現金が犯人の手に渡る前に、高知県警とヤマト運輸の連携プレーによって回収され、被害者に全額返金されたのです。 詐欺に気づいた女性が警察に被害届を出した際、郵送された現金がまだ犯人のもとへ渡っていなかったことから警察はヤマト運輸・台東寿営業所に捜査協力を依頼。 現金を回収するとともに荷物の到着予定日にダミーの荷物を運んでもらい、そこに現れた容疑者を逮捕しました。 実際に荷物を運んだドライバーはー ヤマト運輸・台東寿営業所ドライバー: 「犯人がここにいるよっていう場所を(警察が)特定されていたので、そこに自分が(ダミーの)荷物を持って行って犯人の方が声をかけてきたので、荷物にサインをしていただいて荷物を引き渡した。緊張はありました。(捜査の)邪魔はできないので。被害を食い止められたというのが、すごくいいことができたと思う」 今回の事件は、高知県警とヤマト運輸の迅速な対応によって奇跡的に一円の被害も出ず犯人逮捕に至りました。被害金が全額返ってきた女性は涙を流しながら喜んだということです。 ですが今回のように特殊詐欺でだまされた金が被害者のもとに返ってくることはほとんどありません。「怪しい」と思った場合はすぐに電話を切って、最寄りの警察署や周りの人に相談してください。 2026年、県内で発生した特殊詐欺は76件、被害額は5億4300万円に上っています。このうちニセの警察官をかたる詐欺は21件、被害額は全体の約4割の2億500万円です。 警察官がSNSなどのコミュニケーションアプリで連絡したり、送金を要求することはありません。県警はスマホで国際電話や不審電話をブロックするセキュリティアプリをダウンロードするなど「犯人からの電話を拒否すること」が大切だと呼びかけています。

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