2022年のノルドストリーム爆破「ウクライナ国家当局が命令」 ドイツ検察

【AFP=時事】ドイツは2日、ロシア産天然ガスをドイツに輸送する海底パイプライン「ノルドストリーム」が2022年に破壊された事件について、ウクライナ国家当局が命じたものだと述べた。ウクライナとその主要な軍事支援国であるドイツ政府の関係を複雑にする可能性がある。 ウクライナ政府は、ノルドストリームの破壊を命じたことを一貫して否定している。 1日、ノルドストリーム爆破作戦でダイバーチームを率いたとされるウクライナ国籍の男、セルヒー・クズネツォフ被告がドイツ検察に起訴されたと報じられた。同被告は昨年夏、休暇先のイタリアで逮捕され、同11月にドイツに身柄を引き渡された。 ドイツの検察は2日の声明で、クズネツォフ被告は「ウクライナ軍の将校」で、他の軍関係者と共に「ウクライナ国家当局の命令に基づいて」行動していたと指摘。 2022年2月のロシアによるウクライナへの全面侵攻を受けて、「クズネツォフ被告らは、ロシアからガス輸出による収入を奪うために、パイプラインを破壊する計画を立てた」と付け加えた。 欧州最大の経済大国であるドイツが、ロシアと戦うウクライナの最大の軍事支援国となっている今、この事件はドイツとウクライナの双方にとって極めて扱いが難しいものとなっている。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は1日、クズネツォフ被告の起訴について記者団から問われた際、「われわれは事件の詳細について報告を受けておらず、少なくとも私はそれらを目にしていない。現時点で語るには時期尚早だ」と述べるにとどめた。【翻訳編集】 AFPBB News

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