小学生を車ではねて殺害しようとした疑いで逮捕された男。約10年前に免許が失効していたことが捜査関係者への取材で分かりました。 (事件現場の)大阪府守口市に設置された防犯カメラの映像には、画面左から複数の自転車がやってきた直後、続いて白い車がバックで追いかけていきます。 逮捕された住居不詳・建設作業員の滝本洋平容疑者(44)は、今月3日、守口市東町の路上で小学6年の男子児童(11)を車ではね、頭に全治2週間のけがをさせ殺害しようとした、殺人未遂の疑いがもたれています。 当時の状況はこうです。男子児童4人は自転車に乗って道路を走っていた時に反対方向へ進む滝本容疑者が運転する軽ワゴン車とすれ違います。 その後、車は突然バックで児童らを追いかけ、一番後ろにいた男子児童1人をはねて柱に衝突。衝突のはずみで車の向きが変わり、滝本容疑者はそのまま逃走したということです。 近くに住む人は「ブレーキの音も何もしなくて急にドーンという音を聞いただけ。あんな音聞いたことがない」と話します。 現場ではブレーキ痕が見つかっておらず、バックではねた際、加速させていたとみられています。 滝本容疑者は事件から約2時間後に警察署へ歩いて出頭、車は守口市内で見つかりました。 捜査関係者によりますと、滝本容疑者の運転免許は2016年に失効していて更新していなかったため、事件当時は無免許だったということです。 警察の調べに滝本容疑者は「わざとぶつけたわけじゃない」容疑と、容疑を否認しているということです。 警察によりますと、滝本容疑者は児童らとすれ違うときにクラクションを鳴らすなど通行トラブルになっていたとみられていて、警察は事件の経緯を詳しく調べています。