韓国 きょうのニュース(7月16日)

◇韓国が3年半ぶり利上げ2.75%に 物価高や景気回復受け 韓国銀行(中央銀行)は16日、定例の金融通貨委員会で政策金利を0.25%引き上げ、年2.75%にすることを決めた。利上げは3.25%から3.50%に引き上げた2023年1月以来、3年半ぶり。金融通貨委員会は2024年の10月と11月、昨年の2月と5月の計4回にわたり政策金利を計1.00%引き下げ、景気浮揚に注力してきたが、その後は1年2か月間金利を据え置いていた。今回金融引き締めに舵を切ったのは、物価が安定しない一方で景気回復の兆しが鮮明になっているためと分析される。 ◇女子高生殺人事件で警察が証拠隠滅 被告の父は警察官=当局が不正根絶案 南西部の光州市内で5月に女子高生が殺害された事件を巡り、強姦目的の殺人罪で起訴されたチャン・ユンギ被告(23)の現職警察官の父親が関与して捜査チームによる証拠隠滅などが行われた問題で、尹昊重(ユン・ホジュン)行政安全部長官は深い遺憾の意を表明し、「警察捜査の内部不正根絶および民主的統制強化案」を発表した。尹氏は「警察の捜査全般に対する国民の失望と批判が高まっている」として、事件の捜査チーム長が証拠を隠滅した容疑で逮捕され、ずさんな捜査が行われたことが判明したと言及。「国民の生命と安全を担う行政安全部長官として、被害者の遺族に深い遺憾の意を表し、国民にもお詫び申し上げる」と謝罪した。 ◇AIで世界2位狙う 「ミュトス」級の独自モデル開発へ 裵慶勲(ペ・ギョンフン)副首相兼科学技術情報通信部長官は、李在明(イ・ジェミョン)大統領に対する同部の業務報告で、韓国の人工知能(AI)競争力が国際評価機関から世界3位と評価されたことに触れ、世界2位に挑戦すると明らかにした。また米政府が安全保障上の問題で利用を規制した米新興アンソロピックの最先端AIモデル「クロード・ミュトス」について、画像処理半導体(GPU)さえ揃えば韓国でも同レベルの性能のAI開発が可能だと述べ、クロード・ミュトス級のフロンティアモデルを開発する方針を示した。 ◇李大統領 個人情報流出への制裁強化「特定企業が標的ではない」 李在明大統領は、科学技術情報通信部や個人情報保護委員会などから業務報告を受け、政府が企業の個人情報流出事故などに対する制裁を強化していることについて、「これは韓国政府の明確な方針であり、特定の企業の特性を考慮したものではなく、法律と方針にのっとって行っているものだ」と強調した。また「(個人情報保護委員会などが)こうした点を十分に説明してほしい」と求めた。 ◇旧統一教会から違法資金 尹前大統領の元側近議員の懲役2年確定 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)から違法な政治資金を受け取ったとして政治資金法違反の罪に問われた最大野党「国民の力」の国会議員、権性東(クォン・ソンドン)被告の上告審判決で、大法院(最高裁)は、懲役2年と追徴金1億ウォン(約1090万円)を言い渡した二審判決を支持し、上告を棄却した。同党の院内代表などを務めた権被告は尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の元側近。判決が確定したことにより、議員職を喪失する。

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