地検トップの性被害訴える女性検事「本当に許せない」被告の姿勢 身をもってつらさ知り「検事の鎧」で戦う

元部下に性的暴行を加えた罪に問われている大阪地検元トップの男の裁判をめぐり、ジャーナリストの浜田敬子さんが被害を訴える現職の女性検事に話を聞きました。 浜田さんは新聞記者出身で、国内外の現場に自ら出向いて取材活動をしていますが、今回この取材をした問題意識について次のように話します。 【浜田敬子さん】「最初に女性検事の会見を見たときに、現職の検事が元上司の検事正からの被害を訴えたという、内容の衝撃が非常にありました。法を司る立場の検察が事件の舞台になったということも非常に驚いたんです」 「もちろん私だけじゃなくて、周りの多くの女性から、あの会見を見て非常にショックを受けたと。彼女のために何かできることはないかという声を結構かけられたんです。その背景に何があるのかと考えた時に、やはり少なくない女性たちが職場とかいろんなところでこういった性被害に遭っていて、声を上げられずに悩んでるんじゃないか。この事件の本質は何なのかということで、取材を続けていきました」

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