「アジア最大級の犯罪組織」と呼ばれる「プリンス・グループ」の最高幹部とされる男が、アメリカに送還されていたことが分かりました。男は日本で入管難民法違反の罪で略式起訴されていました。 関係者によりますと、アメリカに送還されたのはキプロス国籍で中国出身のフー・シー氏(44)で、先月29日に日本を出国したということです。 フー氏は大規模な特殊詐欺などへの関与が疑われている「プリンス・グループ」の最高幹部の1人とされ、アメリカやイギリスから経済制裁の対象となっている人物です。 フー氏は先月5日自らの在留カードを不正に他人に渡すなどした入管難民法違反の疑いで警視庁に再逮捕されていましたが、その後、先月24日に略式起訴され、出入国在留管理庁が退去強制の可否を審査していました。 関係者によりますと、アメリカのFBI=連邦捜査局が警視庁を通じてフー氏と接触し、フー氏が応じたとみられるということです。