ロス山火事、避難命令・警告38万人に 強奪事件で逮捕者も

米ロサンゼルス近郊で大きな被害を出している山火事で、ロサンゼルス郡は9日、避難命令・警告の対象を約38万人に拡大したと明らかにした。被害を受けた建物は1万以上にのぼるとみられている。 現地メディアによると、これまでに少なくとも10人が死亡したという。ただ、ロサンゼルス郡当局者は死者数を把握できていないとしたうえで、「決して望まないが、死者数は増えてしまうだろう」と語った。 一方、郡によると、火災に乗じた強奪事件も相次ぎ、20人が逮捕された。こうした被害を防ぐため、郡当局者は火災の拡大が続いている地域での夜間外出禁止令を出す方針を明らかにした。

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