米トランプ政権が国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長らを制裁対象にすると発表したことについて、国連のグテーレス事務総長は19日、「深刻な懸念」を表明した。 デュジャリック報道官が定例会見の冒頭で述べた。デュジャリック氏はICCと国連は別の組織だと強調しつつ、「国連はICCが国際刑事司法における重要な柱であると認識している」と指摘。グテーレス氏もICCの活動に敬意を表していると説明した。 米国政府は18日、「ICCの管轄権に同意していない政府の職員に対する捜査、逮捕、拘束、起訴を進めようとするICCの取り組みに直接関与してきた」として、赤根氏ら2人を制裁対象に加えると発表していた。(ニューヨーク=田中恭太)