もしも緊急時に、警察に電話がつながらなかったら・・・ 考えただけで恐ろしい状況が現実でも起きていたかもしれません。非常に悪質な事件です。 警察署に必要のない電話を繰り返しかけ、警察官の正常な業務を妨害したとして、無職の男が逮捕されました。 男は主に深夜の時間帯を狙い、警察署に3000回以上電話をかけていました。その中身も、なかなかのものでした。 ■「寒河江警察署員は全員クビだ」 業務妨害の疑いで逮捕されたのは、山形県寒河江市越井坂町に住む無職の男(61)です。 警察によりますと、男は今年3月9日から今月1日までの間、およそ3200回にわたり、寒河江警察署に電話をかけました。 そして、業務中の警察官らに対し「トクリュウを捕まえろ」「寒河江警察署員は全員クビだ」などと言ったり、無言で電話を切ったりする行動を繰り返した疑いが持たれています。 ■狙った時間帯は”深夜” こうした男の身勝手な行動によって、警察は電話対応を余儀なくされ、事件や事故の通報を受ける業務などをはじめ、仕事が妨害されました。 しかも男が犯行に及んだのは主に深夜の時間帯。自身の携帯電話を使い電話をしていたということです。 警察が電話の発着信履歴などの捜査を行ったところ、この男の犯行と分かり、きのう午後、男を寒河江警察署で逮捕しました。 ■実は、1年以上も迷惑電話か ところで、寒河江警察署には去年5月から、同様の電話がかなりの回数相次いでいました。今回の逮捕容疑には含まれませんが、これらの電話もこの男によるものとみられています。 警察は、"3200回以前の電話"については回数はわからないとしていますが、男は1年以上にわたり寒河江警察署に必要のない電話をしていた可能性が高いのです。 逮捕後の調べに対し、男は容疑を認めています。 警察は、男が犯行に及んだ動機や余罪などについて調べを進めています。 ■警察は「厳正に対処していく」 地域住民の安全を守る警察を巻き込んだ身勝手かつ悪質な事件・・・