大阪府警は2日、羽曳野市に寄せられた子どもに関する相談内容を外部へ流出させ、市の業務を妨害したとして、市職員の男を逮捕しました。 偽計業務妨害と地方公務員法違反の疑いで逮捕されたのは、羽曳野市生活福祉課主幹の野上伸一容疑者(50)です。 野上容疑者は、羽曳野市に寄せられた子どもに関する相談内容が記載された資料を、相談してきた家庭に匿名で郵送し、市に対し、情報流出の有無の確認や市民対応など追加の業務を生じさせ、業務を妨害した疑いがもたれています。 羽曳野市によりますと、今年1月、市内の家庭から「匿名で資料が届いた」と市に連絡があり、市が警察に相談したということです。 警察は、外部に流出した相談内容を明らかにしていませんが、市の担当課には、通常、市民から子どもへの虐待や非行などに関する相談が寄せられているということです。 市によりますと、野上容疑者は29世帯に対し、あわせて101人分の子どもの氏名や住所、相談内容などの個人情報が記された資料を郵送したとしています。市から相談を受けた警察が防犯カメラなどを調べ、野上容疑者を逮捕しました。 野上容疑者は警察の調べに対し、「私はやっていません」と容疑を否認しているということです。 羽曳野市の山入端 創市長は、「情報管理の徹底を図り、市政に対する信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。