マカオ、カジノ警備員らによる犯罪組織事案で新たに幹部の男逮捕…中国本土から身柄引き渡し

マカオ司法警察局は今年(2026年)7月28日、マカオの統合型リゾート(IR)併設カジノ施設の警備員を中心に構成され、恐喝、脅迫、および施設内での違法・犯罪行為を容認するための庇護を提供した犯罪組織を摘発。首謀者や幹部を含む警備員9人と仲介者5人を逮捕し、全員を検察院送致した。 同局によれば、当該犯罪組織には、もう1人幹部のマカオ居民の男(60代)がいたが、摘発前にマカオを離れ、中国本土での潜伏を続けていたため、国際刑事警察機構(インターポール)を通じて中国本土の警察当局へ逮捕協力を要請していたところ、9月3日に広東省中山市内でこの男の逮捕に成功し、同日中に同局が広東省(拱北口岸)とマカオ(關閘)のボーダーに位置する車道上で引き渡しを受けたという。 捜査を通じ、新たに逮捕された男は組織の幹部のひとりで、下位の警備員を率いてカジノ内で違法者に対して「保護費」や「事件解決費」といった名目で金銭の支払いを強要していたほか、中国本土での潜伏期間中、妻に対して自宅に保管していた20万1000香港どるの汎愛収益を隠匿するよう指示を出していたことも判明したとのこと。 同局では、捜査で得られた情報を総合的に判断し、この男を黒社会(マフィア)、恐喝、脅迫、違法・犯罪者の庇護の罪で検察院送致するとした。なお、男の妻については、先行して贓物(盗品等関与)罪で検察院送致済みとした。

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