去年1月、霧島市のホームセンターで商品を盗み店員にケガをさせて逃走したとして、強盗致傷の罪に問われている男の裁判員裁判です。逮捕当時容疑を否認していた男は初公判で一転、起訴内容を認めました。 強盗致傷の罪に問われているのは、霧島市の自称大工・前田康被告(47)です。起訴状などによりますと、前田被告は去年1月、霧島市のハンズマン国分店で約5万7000円の工具を盗み車で逃走しようとした際、逃走を阻もうとした女性店員に車のドアを衝突させ、左肩の打撲など全治1週間ほどのケガをさせたとされています。 逮捕当時、容疑を否認していた前田被告。8日の初公判では一転、「今のところ間違いありません」と起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で犯行の動機について「電動の工具を盗んで売却し、生活資金を得ようとした」などと説明しました。盗まれた商品には防犯タグがついていて、「前田被告が店内にあった商品のニッパーでワイヤーを切断した」と当時の詳しい状況を明らかにしました。 一方、弁護側は「逃走については被告人に記憶がないが争いません」とし、 量刑のみを争点とする姿勢を示しました。 裁判は9日結審し、判決は今月15日に言い渡されます。