8月、勤務先の熊本県庁に侵入し、金庫から約70万円を盗んだ疑いで7日、県職員の男が逮捕されました。木村知事は「痛恨の極みである」と語り、陳謝しました。 【岡崎 宣彰 記者】 「こちらは県庁新館1階の県央広域本部が入る場所です。逮捕された男は、収税第一課で働いていました」 逮捕されたのは熊本県 県央広域本部 総務部 収税第一課の主事 成松 真宙(まひろ)容疑者(30)です。(窃盗・建造物侵入の疑い) 警察によりますと、成松 容疑者は8月26日午前0時半頃から1時頃の間に職員通用口から県庁新館の自分の職場に侵入し、金庫の中にあった約70万円を盗んだ疑いが持たれています。 金庫の中の確認は毎日、朝と夕方に行われていて、事件当日の朝に現金がなくなっているのが発覚。職員が探したものの見つからなかったため、県は翌日、警察に被害を届け出ました。 調べに対し、成松 容疑者は、「間違いありません」と容疑を認め、動機については「借金があった」と供述しているということです。 県によりますと、成松 容疑者は今年4月から県税の納付などに関わる業務を担当。金庫では納められた税金を一時的に保管し、成松容疑者は担当として、金庫を開けることがあったということです。 成松 容疑者は7日朝から行方が分からなくなっていて、7日夕方、警察が熊本市内で発見して、身柄を確保し、逮捕しました。 同じ課の上司は、成松 容疑者の名前とともに『私が盗みました』という内容が書かれた手紙が7日、机の上に置いてあることに気づいたということです。 職員の逮捕を受けて、木村 知事は。 【木村 知事】 「県民から収められた税金を現金で窃盗するという極めて悪質な犯罪行為の疑いで、県職員が逮捕されるに至ったことは痛恨の極みであり、県民の皆さんに心よりおわび申し上げます」