酒を飲んだ状態で車を運転し、対向車と衝突して未就学の女児ら乗っていた6人に重軽傷を負わせたとして、警察は9日、危険運転致傷の疑いで富山県射水市の音楽家、安田健太容疑者(42)を逮捕しました。安田容疑者は「運転が困難だったというのは違う」と容疑を一部否認しています。 小矢部警察署によりますと、安田容疑者は、ことし4月29日午後9時51分頃、石川県との県境に近い富山県小矢部市の国道8号で、酒を飲んだためアルコールの影響で正常な運転が困難にもかかわらず車を運転し、センターラインをはみ出し対向してきた車に衝突した疑いがもたれています。 この事故で、相手の車の運転者は胸骨骨折の重傷を負い、同乗していた親族の5人もそれぞれ重軽傷を負いました。このうち、30代の女性は左足を骨折する重傷、未就学の女の子が頭を強く打ち3か月の重傷、小学生の男の子が3週間のけがなど重軽傷を負いました。 安田容疑者も右足のくるぶしの骨が折れる重傷でした。 警察の調べに対し、安田容疑者は「飲酒して事故を起こし、相手にけがを負わせたと思うが、運転が困難だったというのは違う」という趣旨の供述をしていて、容疑を一部否認しています。 安田容疑者の呼気から基準値以上のアルコールが検出されたということです。 警察は、安田容疑者が金沢市内の飲食店で酒を飲んだとみて、事故原因について捜査を続けています。