旧盆に青年会などがエイサーを舞いながら地域を練り歩く風物詩の「道ジュネー」。エイサーどころの本島中部では近年、騒音や迷惑駐車などの通報が増えていたが、今年は前年に比べて半数近く減った。沖縄署によると、警察や自治体、青年会が力を合わせて対策を強化したことで一定の効果があったという。 今年は台風の影響で道ジュネーの前倒しなど日程変更もあった。署によると、8月24〜30日未明のエイサー関連の通報件数は25件で、前年の旧盆前後5日間の42件に比べて17件減った。主な通報内容は騒音14件、迷惑駐車8件だった。特に騒音は前年より13件減った。逮捕者は出なかった。 署は2カ月ほど前から各青年会や自治体と協議し、演舞時間の短縮の他、少年の深夜徘徊(はいかい)や迷惑駐車防止へ積極的な広報、ごみ拾いなどを申し入れた。毎年協議を重ねており、今年は参加団体が増えたという。 北谷町は迷惑駐車防止のため、ちゃたんニライセンター駐車場を開放。地域の青年会と共に、観客への迷惑駐車防止を呼びかけた。 町栄口区青年会は演舞待ちで生じる渋滞を避けるため、交流サイト(SNS)での道ジュネーのルート公表を控え、観客にマナーを守るよう促した。新垣柚月会長(24)は「道ジュネーは地域の人に楽しんでもらうのが一番。今年は各関係機関と建設的な話し合いができた」と振り返った。(社会部・對島由騎)